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身を守るために

昨今痛ましい事件も起きている。自分の身は自分でしか守れない、興味本位で安易な判断をしないように伝える 昨今痛ましい事件も起きている。自分の身は自分でしか守れない、興味本位で安易な判断をしないように伝える

お子さまが大きくなるとともに、お子さまを取り巻く環境も大きく変化していきます。今までとは違い、新しく興味をもつことが増えたり、交流する人が変わったり、友達同士で遊びに出かけたり、おうちの方が把握できない部分も出てくるでしょう。そうなったときでもお子さまが危険な目に合わないように、普段からしっかりコミュニケーションをとり、いつでも相談ができる関係性を築いておきましょう。

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望まない妊娠の現実

初潮が始まると妊娠できるからだになる、ということは理解していても、実際にそれがどのような状況につながるのかを現実的に想像できないのではないでしょうか。友達やネットから入ってくる誤った知識をもったまま性交することがないよう、正しい知識が重要になってきます。

実際に起こっている性のトラブルとして多いのは、人工妊娠中絶です。なんと年間で約18万件、出生数の約5分の1にもおよぶ命が「生まない」という選択をされています。

さらには、妊娠だけでなく性感染症に感染するという性トラブルも少なくありません。これは、きちんと避妊行為をしていないことが原因として考えられます。「性教育によって逆に性行動が活発化するのではないか」と心配する方もいるかもしれません。しかし、実際に妊娠し、人工中絶をしたり、性感染症になってこころもからだも傷つくのは女性です。お子さまのこころとからだが変化していくとともに、適切な性教育と正しい性知識を教えてあげる必要があるのではないでしょうか。

性感染症は怖いもの

若者の中で増えてきている性トラブルといえば性感染症です。ここ数年のデータを見ると、性感染症の報告数が一定の数を保っており、減少していないことがわかります。

●性感染症の報告数

性感染症者数は横ばいで、クラミジア感染が多いです。 性感染症者数は横ばいで、クラミジア感染が多いです。

尖圭コンジローマ
性器ヘルペスウイルス感染症
性器クラミジア感染症
淋菌感染症

(厚生労働省調べ)

性感染症にはさまざまな種類があり、それぞれ潜伏期間や症状も異なります。ただ、性感染症は発症した当初は無症状または症状が軽いものが多く、知らない間にさらなる感染を引き起こすケースもあります。10代の感染者数が増えているクラミジアは、感染しても症状が出ないケースがほとんどで、数年かけて卵管などに癒着を起こし、妊娠しにくいからだになることもあります。また、子宮外妊娠や早産の原因になることもあるので、お子さまから気になる相談を受けたら、早目に婦人科を受診するようにすすめてください。

●年代別性感染症報告数

10代は減少傾向ですが、20代は増加傾向にあります。 10代は減少傾向ですが、20代は増加傾向にあります。

(厚生労働省調べ)

性感染症はコンドームを使用することで予防することができます。ただし、カウパー腺液にも菌がふくまれており、射精する前だけつけても感染する可能性がありますので、正しい使い方を知っておくことが大切です。

おうちの方ができるお子さまの身の守り方

初潮を迎えたお子さまが妊娠できるからだになり、望まない妊娠や性感染症にかからないようにするためにはどうしたらよいでしょうか?

初潮が始まると妊娠できるからだになる、ということは理解していても、実際にそれがどのような状況につながるのかを現実的に想像できないのではないでしょうか。

避妊の方法、また性犯罪に巻き込まれないようにするには、おうちの方からの説明も重要になってきます。

夜遊び

夜遅くなると危険性が高まります。 夜遅くなると危険性が高まります。

大きくなると友達同士で出かけることも増え、帰宅する時間帯も遅くなることもあるでしょう。夜遅くに出歩くことは、それだけ犯罪に巻き込まれる危険性が高くなるということに注意しなくてはいけません。また、夜遅くまで起きていることで成長に大切な睡眠が十分に取れないなど、からだにとっても悪影響をおよぼすことも考えられます。

注意をすることでお子さまが反抗的な態度をとるかもしれませんが、大切に思っているからこそ心配して注意をしているということを伝えましょう。

インターネット(SNS)

あらかじめルールを決めて使用するといいかもしれません。 あらかじめルールを決めて使用するといいかもしれません。

便利な反面、とても危険なのがインターネットです。最近ではSNSを利用する人が増えており、思いがけないトラブルに巻き込まれることもあります。お子さまが使用する端末にアクセス制限を設定する、ネットを使用するときは必ず一緒にいる、危険をはらんでいることを説明するなど、対策が必要です。また、良い人だと思っても、まったく知らない人と連絡を取らないこと、住所や名前を公開したり、自分の写真を掲載したりしないよう、きちんと伝えておきましょう。

思春期(反抗期)への対応は?

自立心を妨げないよう、サポートしていきましょう。 自立心を妨げないよう、サポートしていきましょう。

思春期になると、おうちの方に見せたくないものや秘密にしたいことが出てきます。また、自分でも理由がわからないのにイライラしたり、感情をうまくコントロールできないときもあるでしょう。これは、からだと共にこころも成長をしている証です。こんなときは、お子さま自身も自分の変化に戸惑っています。

おうちの方はお子さまを頭ごなしに叱ったり否定せず、ひとりの人間として受け入れて認めることも、お子さまを安心させるひとつの手立てになるはずです。

リベンジポルノ

スマートフォンの普及で誰でも簡単に写真が撮れ、ネットにあげてしまうことができます。 スマートフォンの普及で誰でも簡単に写真が撮れ、ネットにあげてしまうことができます。

からだもこころも成長して異性を意識する頃になると、男の子と付き合うことも考えられます。交際中は好きな人であっても別れた後に逆恨みをして復讐される恐れがあります。本来であれば公開するつもりのない、プライベートな性的画像や動画をインターネット上に流される可能性もあります。一度ネット上に流出したデータを完全に削除することは困難です。今はスマートフォンで気軽に写真や動画を撮れるので、もし男の子と付き合うことがあっても、裸など性的な画像や動画を撮影しないよう注意しておきましょう。

おうちの方へのポイント!

お子さまのからだとこころを取り巻く環境は短期間に驚くほど変化します。自分のからだを大切にするための知識を話しておくことが大切です。

インターネットや身近なところも含めて、周りにどんな危険があるのかをあらかじめ話しておきましょう。

お子さまのからだとこころの成長を見守り、安心して過ごせるようサポートしましょう。相談ができる関係性を築いておくことはとても重要です。

監修:

安全生活アドバイザー 佐伯幸子さん

佐伯幸子さん 佐伯幸子さん

危機管理のスペシャリストとして講演やTV出演をこなす一方、執筆など精力的に活動。『子どもを守る!ママとパパのファミリー安全ブック』(メイツ出版)、『父が娘に読ませたい「安全作法」の心得』(中経出版)、『ヘンな人、危ない人から身を守る』(並木書房)、『まさか私が!?女性を守るセキュリティ・マニュアル23』(潮出版社)など著書多数。

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