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からだとこころの変化に向き合うには

思春期を迎え大人になるお子様とは親という役目だけでなく、対一人の人間としても向き合いたいもの 思春期を迎え大人になるお子様とは親という役目だけでなく、対一人の人間としても向き合いたいもの

お子さまは思春期を迎えるとからだもこころも急激に変化し、その変化に本人自身がついていけなくて戸惑うこともあります。自分も通ってきた道ではあるものの、当時のことをあまり思い出せなかったり、いざ自分の子どもとなると、うまく対応できないかもしれません。ですがうまく答えることよりも、真摯に対応することが大切です。適度な距離を保ちつつ、人生の先輩としてアドバイスしてあげてください。

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からだの変化に戸惑いが見られるときは

思春期の子どもは、「胸がふくらみはじめてきたけど、恥ずかしいから誰にも気づかれたくない」「みんなは大人っぽいからだになってきたのに、自分はまだ子どものままで成長してないみたい」「わきとかに毛が生えてきたけど、自分で剃ったりしていいのかわからない。でも、生えたままだと友達に見られたときに恥ずかしい」……など、 自分のからだと他の人のからだの違いを認識し、自分のからだが変わっていくことに対して不安に感じはじめます。からだの変化は人それぞれであること、人と違うことはおかしいことではないこと、大人になるための大切な成長であることを伝えましょう。また、そのようなからだの変化に親としても気づいてあげられるよう、日々お子さまを見守ってあげましょう。

たとえば、「あるある」こんなこと
~からだ編~

体型を気にしてダイエットをしたいと言っている

現代は多様な体型を受け入れるボディポジティブムーブメントが起こっています。 現代は多様な体型を受け入れるボディポジティブムーブメントが起こっています。

自分を客観的に見るようになると、他人と比べたり、雑誌やテレビの影響もあって、体型を気にしはじめます。しかし思春期は、からだをつくっていくうえでとても大切な時期です。

この時期に一生のからだの基礎となる骨や筋肉が形成されるため、しっかり食べて適度な運動と睡眠をとることが大切です。無理なダイエットをするとホルモンのバランスも崩れてしまいますので、ダイエットだけでなく、偏った食生活にならないように注意してください。

また、あまりにも体型のことを気にしすぎると、過食症や拒食症など精神的な部分にもダメージを与えかねません。お子さまがありのままの自分を受け入れられるように、「私(I)」を主語にした「アイメッセージ」で自信を持たせることも大切です。「私は今のままで十分かわいいと思っているよ」など、「私は○○と思う」という言葉でおうちの方がやさしく伝えてあげてくださいね。

体毛やニキビなど、からだの変化を気にしている

ニキビも体毛も自然なこと。お子さまが気にしているようなら経験に則ったアドバイスを。 ニキビも体毛も自然なこと。お子さまが気にしているようなら経験に則ったアドバイスを。

自分が周りからどう見られているか気になりはじめる時期なので、少しでも変化があると不安になってしまいがちです。体毛が生えるのは正常な成長なので、恥ずかしがることはないと伝えてください。胸のふくらみを気にしはじめたら、一緒にブラジャーや胸元が二重になったキャミソールなどを買いに行ってあげるのもいいですね。

また、ニキビに対しては脂っこいものや甘いものを食べ過ぎないように注意して、適宜ぬるま湯で洗って清潔に保つようにアドバイスをしてください。それでも気になる場合は皮膚科へ相談に行くのもいいでしょう。

赤ちゃんはどうやって産まれてくるのか
疑問に思っている

意外にお子さまは多くのことを知っています。正しい知識を教えることが大切です。 意外にお子さまは多くのことを知っています。正しい知識を教えることが大切です。

思春期になり初経を迎える=赤ちゃんが産めるからだになったと認識すると、どうしたら赤ちゃんが産まれてくるのかが気になりはじめます。特に最近では、ドラマやマンガなどでキスシーンやラブシーンがあったりしますし、ネットなどで得た誤っている知識を正しいものとして理解してしまう可能性があります。

性に興味を持つことは自然なことですし、この先必ず知っていくことでもあります。不安や心配をあおる必要はありませんが、誤った知識でお子さまが自分のからだを大切にしなかったり、興味本位で行動することのないよう、おうちの方が性についてしっかり話すことが大切です。

お化粧をしたいと言いはじめた

最初は色付きリップクリームなど、手の出しやすいものから始めてみても。 最初は色付きリップクリームなど、手の出しやすいものから始めてみても。

最近では小学生・中学生向けの雑誌でメイクについての特集が組まれたり、人気の読者モデルがばっちりメイクで登場したりと、以前に比べてお子さまにとってメイクが身近なものになっています。周りの人の目が気になる思春期に「お化粧してみたい」と思うのは自然な流れかもしれません。

ただ、子どもの肌は大人に比べて角質が薄く、とてもデリケート。日常的にメイクをすると、肌の健康が損なわれ、肌トラブルが起きやすくなる可能性があります。もしお子さまがメイクをしたいと言ったら、頭ごなしに禁止するのではなく、もう少し大人になってからはじめることを勧めましょう。

それでも強く興味を持っているようであれば、たとえば誕生日やクリスマスなどの特別な日だけOKするのもいいかもしれません。メイク方法などでコミュニケーションをとれますし、しっかりメイクを落とすところまで一緒にできるといいですね。

「あの人に自分はどう思われているんだろう?」「○○ちゃんと比べて太っているのがイヤだな」など、思春期は他人の目が気になってしまうもの。それは、自分と周りの人が違う人間であることを少しずつ認識していく成長の過程でもありますが、気にしすぎると健康を損ねたり、成長の妨げになってしまうようなことをしてしまいがちです。おうちの方はお子さまを見守り、その子の個性を認めつつ、道を外してしまわないよう導いていけるといいですね。

たとえば、「あるある」こんなこと
~こころ編~

男の子を意識するようになった

お互いに思いやりを持つ関係はステキですね。 お互いに思いやりを持つ関係はステキですね。

からだが変わってくると、男女の違いがはっきりとわかるようになります。異性を意識するのはとっても自然なことですが、マンガやドラマなどの影響からロマンティックな考えを持つ女の子に比べると、男の子は性行動に対する興味が強い傾向にあります。

男の子と女の子ではからだが違うことはもちろん、考え方が違うなど、相手の性に対して正しく理解するようにアドバイスできるといいですね。そして、お互いに思いやりを持つことの大切さも話しておくといいでしょう。

以前のように何でも話してくれなくなった

お子さまが思春期を迎えるとおうちの方も変わるときがきているのかもしれません。 お子さまが思春期を迎えるとおうちの方も変わるときがきているのかもしれません。

友達同士や好きな人との間で秘密ができることは、成長する中で普通に起きる出来事です。おうちの方としてはモヤモヤしたり、心配したりしてしまうかもしれませんが、あまり心配しすぎないで、「何かあったらいつでも相談にのるよ」「いつでも味方だよ」という姿勢を伝えてください。もし何かがあったときは、様子がおかしかったり隠そうとしたりする行動が見られるかもしれません。成長してきたからこそ小さなお子さまの変化にも気づけるようにしましょう。

お年寄りや小さい子にやさしくなった

おうちの方だからこそ見せる面があると寛容に捉えましょう。 おうちの方だからこそ見せる面があると寛容に捉えましょう。

お父さんやお母さんが言うと「うるさい!」や「わかってる!」など反抗的な言動・態度なのに、おじいさんやおばあさんに同じことを言われると「わかったよ」とうってかわってマイルドな態度になったり、自分よりも年下の小さい子の面倒をよく見るようになることがあります。これは、相手によって 態度を使い分けているということで、ただ感情に流されて行動しているのではないという証拠です。

反抗的な態度をとられたおうちの方からすると、いろいろと言いたいことがあるかもしれませんが、おうちの方には気を許して本来の自分を見せていると考え、寛容なこころで見守りましょう。

自分なりの考えで判断するようになった

思春期から「自分探し」の旅が始まります。 思春期から「自分探し」の旅が始まります。

思春期はお子さまが自分自身を見つめ、自分の価値観をつくりはじめている時期です。

それまでの言動はおうちの方の価値観に基づいていたのが、自分の価値観を基準に動くようになります。おうちの方にとっては理解しがたいことに思える行動でも、お子さまに理由を聞いてみると自分なりの考えを持って行動しているのです。

お子さまが学校でトラブルを起こしてしまったり、おうちの方の期待とは違う行動をとっても、頭ごなしに叱ったり一方的に意見を押しつけたりするのではなく、お子さまがなぜそのような行動をとったのか、まずは聞いてみることが先決。そして、その理由や考えから本来どうすることがよかったのか、自分で考えることを促すと、この先お子さまが生きていくうえで大切なことを身に付けていく基盤になっていくでしょう。

思春期のお子さまは、おうちの方からは何を考えているのかわからないように思われることがあるかもしれません。今までとは違うことに興味を持ったり、考えもしないような行動をとったり、理解に苦しむこともあるでしょう。しかし、それらは大人になるための大切な過程です。 適度な距離感を保ちながらも、何かあったらさっと手を差し伸べられるように準備しておきましょう。

10歳は“はじめ年齢”!

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思春期だからこそ月経について話をしよう

今の時代はマンガや雑誌、ネットなどでいくらでも情報を得ることができますが、誤った情報が散乱していることもあります。思春期というタイミングで一度お子さまと話をしてみてはいかがでしょうか。 月経を知識としては知っていても、やはり実際に自分の身に起こると不安になるものです。からだの成長でいえば、おうちの方は女性としての先輩。自分の経験も交えて話せば、より安心感を与えてあげられる でしょう。また、この時期に話をしておくと、その後お子さまに何かがあったとき相談しやすくなります。思春期を前に、いつでも話ができる関係性をつくっておくことは大切です。

伝えておきたいこと

大人になりつつあるお子さまに、しっかり伝えておきましょう。 大人になりつつあるお子さまに、しっかり伝えておきましょう。

おうちの方へのポイント!

お子さまは自分のからだが変化してくると、不安や焦りを感じたりします。そういうときは「大人になるために成長している大切な時期」であることを認識しましょう。そして、何かあれば相談するように伝えてください。

お子さまが変わってしまうことにおうちの方が戸惑う場合もありますが、大人になるための大切な時期であることを理解し、やさしく見守るようにしましょう。

監修:

NPO法人ハートフルコミュニケーション 代表理事 菅原裕子さん

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