まだからだが成熟していない10代のうちはホルモンバランスが不安定です。そのため生理周期も安定せず、「前は25日だったのに、次は35日だった」なんてこともあります。生理周期だけでなく、生理中の日数がバラバラだったり、経血量（生理出血量）が違っていたりということもめずらしくありません。

また、生理周期や生理期間は、体調や環境のちょっとした変化によっても変わることがあります。

こんなときはホルモンバランスが乱れて生理不順になりやすいので、無理をせずにからだとこころを休ませてあげましょう。

10代の生理不順は病気ではないことが多いので、あまり深刻になる必要はありません。とはいえ、生理が3カ月以上もこない、生理が2週間おきにくる、もしくは生理が2週間以上続くような場合は身近なおとなに相談し、病院へ行くことを検討してみてくださいね。

生理周期は、からだが成長するにつれて安定していきます。10代のころは多少不安定でも大きな心配はいりません。ただ、初潮がきたら生理日を記録するようにしておくと、だいたいの生理周期がわかり、生理周期が安定してきたかどうかも判断しやすくなります。ソフィの便利なアプリ「ソフィガール」を使って、毎月の生理や体調を記録しておきましょう。