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生理のときのかぶれとかゆみ、どうしたらいい?

かぶれやかゆみに困っている様子の女の子 かぶれやかゆみに困っている様子の女の子

生理(月経)中のかぶれやかゆみに悩んでいませんか? かぶれやかゆみは不快なだけでなく、病気を知らせるサインかもしれません。まずはその原因を知り、予防と対策をすることで、かぶれとかゆみにサヨナラしましょう。

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約7割の人が生理中にデリケートゾーンのかぶれを経験

生理用品の品質がよくなっていることもあり、だんだん少なくなっているように思える外陰部のかぶれ。ところが、季節や体調によってかぶれがおこる人、肌が弱いため生理のたびにかぶれるなど、つらい思いをしている人がまだまだいるようです。

※ユニ・チャーム調べ 2017年8月 女性の体に関するアンケート 回答者数:4,949人

ユニ・チャームがおこなったアンケートによると、生理のときに毎回かぶれる人は15%、2~3回に1回かぶれる人は17%、夏場など、季節によってかぶれることがあると回答した人が37%もいることがわかりました。

~どんな対策をしてる?~

生理時のかぶれやかゆみの原因はふたつ

おもな原因は、湿った状態が続くこと

生理中にかぶれてしまう、かゆくなる…。その原因のひとつに “ムレ”があります。長時間座ったままの状態が続く授業中や、体育や部活で大量に汗をかいたときなどに、じっとりと不快なムレを感じたことはありませんか。ナプキンを当てていると、どうしても湿った状態が続きます。その状態でナプキンに吸収されない経血や汗などが肌を刺激するため、かぶれがおきてしまうのです。赤ちゃんのオムツかぶれと似たようなもので、もともと皮膚の弱い人に多くみられます。

摩擦が原因でかぶれる場合も

もうひとつの原因は、摩擦です。肌のうるおいが不足している状態で動いたり歩いたりすると、ナプキンとの摩擦によって、乾燥した皮膚がかぶれてしまうのです。

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かぶれてしまったら、どうすればいい?

まずは市販薬。治らなければ婦人科を受診して

かゆみやかぶれのあるところをお湯でよく洗い、乾いたら市販の塗り薬をつけましょう。

薬を塗って3日しても改善しない、もしくはナプキンを布ナプキンなどに変えたり、ナプキンの使用をやめて2日くらい経ったりしても改善しない場合には、早めに婦人科や皮膚科を受診するようおすすめします。

外出先ではウェットティッシュを使用

外出先でかゆみやかぶれが心配なときは、ウェットティッシュや清浄綿で外陰部をやさしくふきとり清潔にしましょう。学校やお出かけ先でかゆみを感じたときにサッとふけるように、ポーチの中に携帯しておくとよいでしょう。

石けんでゴシゴシ洗いはNG

かぶれているときのデリケートゾーンは、お湯で洗い流すのがよいでしょう。外陰部はデリケートな粘膜のため、石けんでゴシゴシ洗うのは、逆に症状を悪化させてしまいます。特に界面活性剤が含まれるボディソープなどは刺激が強く、炎症などのトラブルの原因になりやすいので注意が必要です。

かぶれ・かゆみ防止で大切なこと

肌にやさしいナプキンを選ぶ

かぶれやかゆみが気になる人は、なめらかな肌触りで刺激が少ないタイプを選びましょう。

こまめに交換、清潔が第一

生理中はナプキンをこまめに替え、毎日入浴するかシャワーを浴びましょう。できるだけ清潔な状態を保つことが大切です。

疲労をためず抵抗力をつけて!

一般的に、カラダの抵抗力が落ちていると、皮膚が弱くなってかぶれやすくなるものです。疲れをためず、睡眠をしっかりとって、カラダの抵抗力をつけることが肝心。テスト前などの忙しい時期でもなるべく夜更かしせず、健やかな生活を心がけて、生理期間中も快適に過ごしましょう。

かぶれやすい体質の人は、皮膚のケアを

かぶれやすい人は、デリケートゾーンだけでなくほかの部分の皮膚も弱い傾向があります。また、アレルギー体質の人も多いようです。自分に合ったケアをするためにも、一度婦人科や皮膚科に相談してみましょう。

かゆみやかぶれに加え、おりものの異常もみられたら

生理時でなくても、かゆみやかぶれはおこります。次のような症状があるときは、病気の可能性があるので婦人科を受診しましょう。


かゆみ・はれ+白くポロポロしたおりものがある

カンジダ膣炎[ちつえん]

膣内~外陰部まで強いかゆみがあります。かゆいからと爪で強くかいたりすると、はれや痛みをおこすことも。夜、ベッドに入りカラダが温まると、かゆみが増しやすくなります。


かゆみ・ただれ+濃い黄色や緑っぽいおりもの。細かいアワが混じることも

トリコモナス膣炎

外陰部がガマンできないほどかゆくなります。排尿時に尿がしみたり、歩くだけですれて痛くなったりします。


強いかゆみ+陰毛の根もとに灰白色のフケ

毛ジラミ

陰毛の毛根部に寄生する毛ジラミによるかゆみです。セックスやプール、寝具などから感染することもあります。


強いかゆみ+米粒大の赤いポツポツ

かいせん

ヒゼンダニというかいせん虫が皮膚に寄生し、眠れないほどの強烈なかゆみをおこします。下着や寝具から感染することもあります。

かゆみやかぶれに加えて出血、下腹部痛があったら

婦人科系疾患の可能性もありますので、婦人科を受診しましょう。

まとめ

生理中のかゆみやかぶれに悩んでいる人が、意外と多いことがわかりました。症状を和らげるためには原因を知って、普段からこまめにケアすることが大切です。あまりにもかゆいときにはガマンせず、「おかしいな」と感じたら、婦人科や皮膚科を受診してくださいね。自分のカラダについて正しい知識を持ち、生理中も学校生活を快適に過ごせるようにしていきましょう。

監修:

東京都済生会中央病院 産婦人科 西山紘子先生

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